4年生引退ブログリレー

⑧松野祐太朗

こんにちは

私の4年間の盟友玉嶋君からバトンを受け取りました松野佑太朗です。

締切日前日に何書くか思いつかなさすぎて、體育會柔道部の友人の部員日誌を読み漁るほどには現在焦っています(笑)私自身インスタグラマーでもツイッタラーでもないので拙い文章になるとは思いますが、どうかお付き合いいただければ幸いです。

さて、そろそろ内容に入っていきたいのですがいったい何について書けばいいのでしょうか。他の同期が書いている文章を参考にしたいところですが、残念なことに締切が同日なのでそれも叶いません。なので、大学4年間を振り返るという一番無難な方向性で書かせていただきます。面白くなくてごめんなさい。

意外に思う方も多いかもしれませんが、実は私は最初から体育会ハンドボール部への入部意志が固かったわけではありません。むしろサークルの人たちのキラキラした大学生活にめちゃめちゃ憧れてて、テニサーやバスケサークルに入って綺麗なお姉様とお近づきになるのが夢でした。そんなことを思いながらハンド部の新歓に顔を出しました。新歓の席のことはあまり良く覚えていませんが、のちに同期となる加藤にそこそこ勧誘された記憶はあります。正直馴れ馴れしいと当時は思いました(笑)ただ、ハンドの話をしている時間がやっぱり楽しくてそんな仲間がハンド部にいると分かり、徐々にハンド部に気持ちが傾いていきました。あとは、塾高時代からお世話になっていた一つ上の村井先輩が熱心に勧誘してきてくれたことが本当に嬉しくて、最終的にはそれが決め手になり、体育会ハンドボール部に骨をうずめる覚悟をしました。

私たちの代は例年稀に見る粗相を重ねる代でした。雑用のミスで罰走を走った数は両手には収まりきりません。上級生の方々、その節は大変ご迷惑をおかけしました。昨今、雑用を下級生に任せることに対して批判的な意見も多くあります。様々な考えがあり、何が正しいのかもわかりません。ただ、私の好きな黒子のバスケという漫画にこんなセリフがあります。

「上手い下手の前に、ここは海常高校バスケットボール部だ。ここにいる二、三年はみんなお前より長くこのチームで努力し貢献してきた。そのことに対する敬意を持てっつってんだ。」

会社でも体育会でもバイトでもそうだと思いますが、その組織に長い間貢献してきた分やっぱり後輩は敬意を持つべきなんだと思うんです(もちろんその立場にふんぞり返る先輩ではいけませんが…)。雑用は正直嫌な仕事です。私も当時は「なんで1年ばっかり」と不満に感じていました。しかしハンド部での経験を経た今では、社会人一年目としてどんな雑務をふられてもマイナスに捉えない自信があります。こんな大事なことを教えてくれた諸先輩方にはほんと感謝しています。古い価値観だと言われるかもしれませんが一個人の意見です。どうかあしからず。

2,3年生を振り返る余裕はなさそうなので割愛します、ごめんなさい。

大学4年になり、副将、そしてチームのエースという立場を担うことになりました。その立場を背負ううえで「部員に弱みを見せない」ことを決心しました。常に自信をもって毅然とふるまわなければ、周りからの信頼は得られないと考えていたからです。私は最初のミーティングで「目指せ、得点王」という目標を紙に書き部室に貼りました。皆の前で公言することで私自身の逃げ道を作らないことが目的でした。しかし、春秋ともに得点王の座は逃し、さらにチームは下入替を経験する屈辱を味わう結果となってしまったことは今でも悔しいです。そんな私でも信じてついてきてくれた下級生にはほんとに救われました。「松野さんと早慶戦に出たい」と言ってくれた宮地君の言葉は多分一生忘れないと思います。

秋リーグ最終戦、たぶん今までのハンド人生の中で最高の活躍をしました。皆は「16得点えぐいな」とか「慶應の大エースじゃん」とか言ってくれましたが、それでもチームを勝たせることができなかった自分のふがいなさを痛感しました。試合後の2週間のオフでは、現実逃避したくて予定を詰め込みまくりました。でも、そんなときでも夜ベッドの中で頭に浮かんでくるのは、ともにハンドに情熱を注いできた同期、そして先輩後輩との思い出でした。次こそ彼らの期待に応えたい、その想いだけでここまで頑張ることができています。

物事を頑張る原動力って人それぞれ何かしらありますよね。私松野佑太朗の原動力は間違いなく「仲間」です。先輩に指導してもらったから、後輩に期待してもらったから、試合を応援してくれる友人がいるから、そしてともに戦い抜いてくれた同期がいたからこそ今の私がいます。ということで最後に同期8人への感謝をつづって終わりにしたいと思います。

玉嶋 いっちゃん無駄話に付き合ってくれてありがとう。8割俺がダル絡みしてただけだけど、たまと一緒にいた時間は何も気遣わずにいれたので居心地が良かったです。大好きだぞ!

加藤 ライバルになってくれてありがとう。加藤に負けないことが僕の一つの目標でした。いつも陽気な、でもハンドのことになると真剣に話せる加藤は貴重な存在でした。プライベートでもバカしあえるお前が大好きだ!

みう 実は熱いものを秘めてたみう、最後まで一緒に戦ってくれてありがとう。みうと加藤と電話で話したあの日は、きっと10年後も忘れません。角が立つかもしれないので大好きは控えさせていただきます(笑)

碧 人一倍健気なみどり、最後まで一緒に戦ってくれてありがとう。印象に残る「ラスト1分です」が聞けなくなると思うと寂しいです。こちらはより角が立ちそうなのでもっと大好きは控えさせていただきます(笑)

ちずえ メンタルヘルスケアしてくれてありがとう。マネージャーだからこそ話せる弱音悩みをいつも聞いてくれてほんとに助かってました。1年前の早慶戦後の決起集会がすべての始まりだよね。角が立つ相手が多分いないと信じて、大好きだ!

尾嵜 物怖じせず言うべきことを言ってくれてありがとう。いつもクールな感じ出しといてハンドにはすっごい熱くなってくれるところがほんと嬉しかった。陰で努力するタイプの人間俺は嫌いじゃないよ。7年間ありがとう、大好きだ!

常久 めちゃめちゃ上手くなってくれてありがとう。初心者とか抜きでチームのDFエースになってくれている常久をシンプルに尊敬してます。歌上手くてかっこよくて運動神経もバリいいけど、ちょっと知ったかぶる常久が大好きだ!

秋野 7年間一緒にやってくれてありがとう。よくぶつかることもあったけど、それはお互い本気でチームのこと考えていたからだと今は思います。秋野が主将じゃなければここまでのチームにはならなかったと本気で思う。秋野が主将で俺が副将のこのチームで最後にもう一度勝ちたい。常に全力だけどたまにお茶目な秋野が大好きだ!

長くなりすぎてしまうので感謝を綴るのは同期にとどめておきます。

こんな長くて下手くそな文章を読んでくれた皆様本当にありがとうございます。大学4年間を振り返るとか言いながら結局1年と4年のことしか書けませんでした。そのくせめちゃめちゃ文章が長くなってしまって、自分文才ないなあと痛感しています。

とうとう明日は早慶戦前日ということで、我らがキャプテン秋野君のブログです。医学部らしいスマートな文章を書いてくれると思うのでお楽しみに。

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