秋リーグ 対東京大学

於:日本体育大学 健志台キャンパス体育館
本塾東京大学
前半1311
後半1310
合計2621

本日の試合は、慶應の運命を決める一戦でした。 夕方からの突然の大雨・雷の中、まとまりあるプレーで勝利を収めることができましたこと、応援してくださった皆様に感謝いたします。 また、足元の悪い中会場へ足を運んでくださったOBの皆様、ご父兄のみなさまに、この場をかりて御礼申し上げます。 前半 先制点を決めることができ、本塾ペースで試合が展開するかと思いきや、東大と一点取られては一点返すというスコアを続け、手に汗握る場面の連続でした。 その中でも、やはりGK安藤(2年)の好セーブが連続し、そのボールを相手ゴールに押し込むという”つながりあるプレー”が功を奏し、2点差で前半を終えました。 しかし、勝因の一つはこの前半後の10分にあったと思います。 前半において露呈したプレーにおける問題点をコートとベンチでハーフタイムに共有することで、後半戦への勢いとなりました。 後半 高橋(2年)のナイスシュートから始まった後半。 より盛り上がる東京大学応援席に負けじと、本塾プレイヤーも”勝つ”という意思をもってOF・DFを展開いたしました。後半戦では、ハーフタイムに確認した事項を活かしたプレースタイルが多く見受けられました。 「シュートをはずした、そのあと」 が、今までの試合になく意識されていた本試合でした。 「シュートでフィニッシュ」 というキーワードも、たとえラインにかかっていても倒れこんで相手ゴールにボールを押し入れる池松(3年)のプレーや厳しい体勢からの祝(2年)のサイドシュートなど、実践されており、戦う・勝つスタイルを感じました。 ラスト 東京大学の必死の攻めに、ゴールネットをゆらされ、冷や冷やする場面もありましたが、一点とられたら取り返すというスコア展開で、ラスト1分には祝・高橋(ともに2年)がシュートを決めるという最後の一点まで!!という、負け試合でも必要な気概が点数となって表れたように思います。 勝ちとはいえ、もちろん、各々そしてチームとして見直していかなくてはならない点は多くありました。 しかし、この一勝は大きく、「気持ちで勝つ」という根本の大切さに改めて気づく試合となりました。 なにより、 シュートが決まったときの あのステキな笑顔が 心に焼き付いています。 4年生 加藤・佐藤さんのシュート。その後のチームの歓声。 主将飯島さんのペナルティーゴールの緊張感、ネットが揺れた瞬間がまるでスローモーション。 3年生 エース 藤田さんのシュート、コート内がパッと明るくなる感じ。     シュート決まった池松さんの笑顔。     長沼さんの悔しそうな顔も。 2年生 広大のガッツポーズ。祝の決まってもつねに真剣な顔。      そして、小出のシュートが決まった瞬間のみんなの歓声。     GK安藤のナイスセーブ、一瞬の沈黙をやぶりコート外からベンチからコートからあがる声。 ひとつひとつが、 いままでの、 あの夏の、 きのうの、 全部の練習の結果なんだなと。 まだ1勝。 もう3敗。 これは事実だから、勝ちを心のそこから喜んで 次を見据えなくてはならない。 次に見える結果は 「白星」。

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