男子第61回早慶ハンドボール定期戦

於:日吉記念館
本塾早稲田大学
前半1120
後半1218
合計2338

今年1年間の集大成となる早慶戦。春、秋リーグ戦、インカレの3冠を獲得した学生王者を迎え入れ、多くの観客に見守られ伝統の一戦が始まった。 早稲田大学は、強力な両45°を中心にどこからでも得点を狙えるチーム。とにかく一年間やってきたディフェンスを徹底すること、両エースに強く与えることを確認して臨んだ。 前半は相手の強力な攻撃に対して、4年相馬らの粘りのDF、4年GK福地のナイスセーブで対応、攻めては4年内山、2年中田らで得点を重ね前半20分まで10-12と必死に早稲田に食らいついた。 しかし、徐々に当たりが弱くなってきたところを相手は逃さず、次々とロングシュート、ミドルシュートを決められ11-20と9点差で折り返すこととなった。 後半に入っても早稲田の猛攻は続くが、大勢の観客の前で意地を見せようと慶應も奮起。3年宮本、2年河内で3連取し、追い上げの機運を見せる。会場全体で若き血の大合唱が響き渡る中、4年内山のロングシュート、4年渡辺の7mスローなどで追い上げた。最終的には23-38と学生王者の貫禄を見せつけられる結果となったが、チームは最後まで一丸となって戦うことが出来た。 この一戦をもって、4年生は引退となった。成長を示せた1年間であったが、1部昇格の目標は達成出来なかった。後輩たちにはこの1年間で得たものを活かして、さらなる成長を期待したい。

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