OB・OGインタビュー

2009年卒 野澤満恵さん

入部の経緯

 中高でハンドボールを経験、大学入学後は女子ハンドボール部の存在を知らずSFCで過ごす。3年生のとき体育の授業で部員に出会い、その年の早慶戦の応援に行きその場で入部を決断した。

現在の仕事

YCP Solidiance Pte Ltd (シンガポール) マネージャー(2022年9月時点)

卒業後の経歴

 新卒でアビームコンサルティング株式会社に入社。職場で3.11を経験したことで大学時代の研究テーマであった電気自動車を含むスマートシティに強みを持つブティック系コンサルティングファームに転職、関連新規事業策定に従事。フリーランスを経て、シンガポールに移住後、現職。主に日系企業の東南アジアにおける参入戦略立案、市場調査、実行支援、ローカル市場における新規事業創出支援など幅広いプロジェクトに従事。

今のお仕事内容を教えてください

 顧客は東南アジアで事業展開している日系企業で、東南アジアの市場調査や市場参入戦略の策定・実行支援をしています。学生の頃から日本企業が海外で活躍するのを応援したいと考えていたので、希望した仕事に就くことができています。

社会に出て、ハンドボール部の経験がどのように役立っていると思いますか?

 あきらめない力が身についたと思います。現在の会社はコンサルティング業務の他に企業買収もしていて、私も2019年からシンガポールの食品工場のマネジメントに携わっています。私は大きなゴールを共有すればみんなで目標に向かって動けると考えていて、従業員の多くが英語を話せず困難な状況でもゴールから逆算したステップをあきらめず丁寧にコミュニケーションを重ねました。赤字商品の価格改定やコロナ禍で下火になった外食向け事業から小売り向け事業への転換など、一つ一つ進め黒字化を達成しました。

 学生時代全般を通して身についた力としてはマルチタスクで働けるようになったことです。ゼミ、アルバイト、友人、インターン、さらに3年生からはハンドボール部といろいろな活動があるなかで予定を立てて進めていく、タイムマネジメントの最初の練習になりました。電車でレポートを書いたり、人生で一番忙しい時期でしたね。

部活への取り組みでどのようなことを意識していましたか? 

 一つ目は自分をさらけ出すことです。3年生からの入部で年上な分、頭でっかちになることが多かったので、人から言われたことはフラットに受けとめてやってみる、思っていることは伝えるようにしました。

 二つ目は自分でもできることを大事にすることです。「ルーズボールは絶対に取る」「速攻に出るのは誰よりも早く」など、自分でもできることをやり遂げるのが、チームを盛り上げることにつながればいいなと思っていました。

入部するとどんないいことがありますか?

 必ず成長することを保証します。たくさん失敗をしてたくさんPDCAを回せば絶対に成長できるし、それができるのは若いうちです。シュート練習もチーム作りも仮説を立ててトライして、悪い結果でもPDCAを回していけば、失敗でも成功でも成長につながります。私は社会人の基本を女子ハンドボール部で学んだと思っているし、3年生まで部の存在を知らなかったので、もっと早く入部していればと今でも思います。

 未経験でも始められるスポーツで、今はきれいな体育館ですり傷切り傷も日焼けもない、ハンドボール部の練習時間なら勉強も遊びも諦める必要はない。自分の人生をプランして切り拓いていく練習にはとても良い場所なので強く入部をおすすめします!

甲南大学定期戦のOG戦にて現役部員と
PAGE TOP